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ナレーション催眠

秋ですね。

秋の空は高いと言いますが、

澄んでるが故に低く感じてしまうのは自分だけでしょうか。



そういえば以前、このサイトを友人に見せたとき

「食欲の湧いてきそうなデザインだね」

って言われました。

もうちょっと怪しげな雰囲気にしたほうが催眠っぽいのかもしれませんが

どうもビビットな毒々しい色は苦手です。



過去に「催眠音声は自己催眠に近いのかもしれない」みたいなことを

書いていましたが、最近は考え方が変わってきました。

あくまで催眠オナニー向けの作品に関しては、ですが。

言ってしまえば自己催眠も他者催眠もある種、能動的な姿勢が必要なので

全て自己催眠に過ぎないと言ってしまえばそれまでなのですが、

あえてそれらを区別するならば催眠音声は他者催眠、のはず。

少なくとも今ある催眠音声でナレーションに特化した作品はなかったと思います。



では、実際の催眠と催眠音声の違いですが、

現在の考えとしては距離によるものが大きいのではないかと考えています。

それは、相手の反応を受け取れない、観察できないという意味もありますが、

心的な意味を含めた上での距離です。



例えば、聞き手との距離を取った作品を作るとすれば、

いわゆる「天の声」という立場のナレーション音声が真っ先に思い浮かびます。

しかし、自分は「天の声」が催眠音声に向いていないとは思いません。

むしろ、命令にもお願いにもならない立場で淡々と語り続けられる

天の声は実用系の催眠音声には向いているのかもしれません。



では、距離があると何が問題なのかというと、

それは言葉の一つ一つがアナウンス(お知らせ)になってしまい、

心に響きにくいのです。



例えるなら、コンビニやファーストフード店と居酒屋の違いと言ったとこでしょうか。

よくファーストフード店で「ご一緒にポテトもいかがですか?」

というセリフを耳にすると思いますが、

そう言われて買っちゃう人ってあまり見かけませんよね?

しかし、居酒屋で「そのお酒だと今日仕入れたお刺身がよく合いますよ。いかがですか?」

と言われると「じゃあ一つ頂こうかな」という気になりますね。



この二つの違いは、それが「自分に向けられた言葉かどうか」という点です。

もしかすると居酒屋の例もマニュアル通りの使いまわされたセリフかもしれませんが、

大事なのは受け手(客)が、自分ひとりに言われていると感じる事です。

受け手がそれをマニュアルだと感じた時点でアナウンスになってしまい、

壁に貼られてある広告以上の働きをしなくなってしまうわけですね。



同じ事が催眠音声にも言えると思います。

作者が苦心して考え、声優さんが心を込めて読んだセリフも

録音された不特定多数へのメッセージに過ぎないと考えてしまえば

トランスに入る事は難しくなってしまいます。

舞台催眠等では人が大勢いる事自体も利用できますが

催眠音声ではそういうわけにはいきませんからね。

ナレーションで作られた催眠音声を聞くならば

聞く側にも一番前の席で目の色を変えて講義を受ける生徒のような姿勢が必要になります。



……そんな距離感の近い音声を作りたいと思いながらも

スクリプトが完成しないまま数カ月が経ちました。

スクリプトを考えてる時が一番楽しいんですけどね。

エロ催眠を製作している作者様達を心から尊敬しています。
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